クラウドERP-GEN(ジェン)

当社は、2020年よりGENの導入支援パートナー（GEN BROTHERS）としてお客様のサポートさせていただいております。

単なる販売パートナーではなく、お客様がシンプルで自由に働けるよう、あるゆるビジネス課題を解決するプロフェッショナルです。GENの導入プロセスはもとより、長年のERPパッケージの導入支援実績に基づく、販売、生産、物流、原価、会計などの業務のベストプラクティスの提案の他、RPAやGoogleAppsなど周辺サービスとの連携による各種ソリューションをご提案します。

以下、GENの概要と導入手法、事例他をご紹介します。

　１．コンセプト

　２．特徴

　３．強力なカスタマイズツール

　４．導入手法

　５．セキュリティと内部統制

　６．事例

　７．費用

クラウドERP-GEN（ジェン）は、販売・生産・購買・原価管理など企業の基幹業務をカバーするERPシステムです。業務機能が豊富であることはもとより、ワークフロー・ファイル管理・BI・内部統制などオールインワンのパッケージサービスです。

さらに、GENはこれまでのERPと違い、新しい「自由な」システムです。

「インフラからの解放」「標準機能からの解放」「ベンダーからの解放」そして、「サスティナブルなシステム」です。

クラウドサービスなので、サーバ、データベース管理は不要となりPC、タブレット、スマートフォンなどのデバイスとブラウザさえあれば、どこにいても利用できます。また、GENの大きな特徴として、ノンプログラミングの「Boost機能」を使用して標準機能のカスタマイズが可能です。さらに「ベンダーからの解放」とは、GENの導入に際しては、当社コンサルタントが業務に関わるきめ細かなサポートを提供しますが、GEN自体は「シンプルなマスタ」と習得が容易な「Boost機能」により、お客様自ら運用の準備作業が実施でき、本稼働後もタイムリーに機能の追加やカスタマイズができます。

そして、カスタイマイズしてもバージョンアップが可能です。これまでのERPはカスタイマイズした時点でパッケージとしては凍結されバージョンアップが難しくなり、いわゆるレガシーシステムとなるケースがほとんどでした。一方GENのユーザー企業様は、全て定期的なバージョンアップに対応しています。さぜなら、GENのバージョンアップは、設定や業務運用には全く影響ないからです。さらに、保管するデータもアーカイブ機能により、通常参照するデータとまれにしか参照しない一定期間の過去のデータを区別することで何年使用しても稼働当初のレスポンスが維持できる、まさに持続可能なERPです。

従来のERPシステムやパッケージシステムの導入のプロセスは、いわゆるウォーターフォールであり、「要件定義」「設計」「開発（カスタマイズ）」「運用テスト・移行・教育」「本稼働リリース」「運用」といったフェーズ分けされており、各フェーズにおける作業を実施し、その結果として文書による成果物を作成し、ユーザー企業がレビュー・検収することで、次のフェーズに進む方式です。

これは、業務の適用範囲が広く、広範囲な関係者が係るプロジェクトで、システムとしてもカスタマイズ等の開発に時間がかかるケースにおいては、関係者の要件の集約や共通認識などを確実に一致させる手法としては有効な手段ですが、要件定義、設計などの文書によるレビューでは画面の動きや生成されたデータの整合性・妥当性など詳細に確認することは難しいです。テストフェーズで実際に動くシステムを評価した際に、要件の漏れやコミュニケーション上の食い違いを発見し、場合によっては設計に遡って修正するなど大きな手戻りが発生するケースがあります。

これに対して、アジャイル開発は上の図のように、要件定義・設計・開発・運用テストといったフェーズを例えば、1週間から1か月のサイクルで何度も繰り返す（イテレーションという）方法です。厳密には、システム全体の要件とスコープについては、最初にまとめておく必要はありますが、個々の業務要件については、このような形で毎週打合せを重ねながら、例えば今週は受注関連機能について、実際に動く画面とデータを見ながら要件を確定し、その場であるいは次週までにカスタマイズを実施し、実際にシステムを動かしてみて、次回その検証結果を改めて評価し機能要件の確定を行う。引き続き次の業務カテゴリの例えば出荷関連業務の要件を決めて、即カスタマイズして検証する、といった形を繰り返します。

これにより、当初決めていた一連の業務スコープをカバーしたところでリリースとなりますが、その後の運用テストにおいても要件上の課題が発生すれば、即カスタマイズ修正など実施し完成度を上げていき、本稼働リリースとなります。

本稼働後も、業務改善による機能変更や法令対応など随時必要な発生要件に応じて、新しいパッケージ機能の活用や追加のカスタマイズなどで迅速に変化に対応します。

こうした手法が実現できれば理想的ではありますが、従来のERPパッケージは、機能が膨大かつ複雑に連携していること、それに応じてマスタ・パラメタ設定も複雑であること、カスタマイズのための設計・コーディング作業に時間がかかり、1週間や1か月程度では対応は難しいものでした。

これに対して、クラウドERP-GENは、各業界の主要な機能ポイントは押さえつつ、機能の複雑性を極力排除し、マスタも必要最小限に抑えることでシステムとしてシンプルさを担保しつつ、柔軟かつ容易にプログラミングなしでカスタマイズが可能なBoost機能を提供することで、業務システムの導入手法として、最適なこのアジャイル手法による導入方法が実現できました。

　①「月額基本料金」　￥20,000円　　（1サイト）

　②「ユーザーライセンス」1ユーザー：￥3,500円～￥4,300円　(*　7つのサービスにより単価が変わります）

　③「各種オプション」￥5,000円～￥20,000円　（1サイト１ライセンス　※各サービスにオプション機能を追加する場合）

　④「スタンダードサポート」上記①～③の合計月額料金の10%

　（チャット・メールによる基本機能サポートとバージョンアップ適用権利）

　※上記金額には、消費税は含まれておりません。

クラウドで利用するGENは、オンプレミス型のパッケージソフトと異なり、 サーバー機器等の購入は必要ありません。なお、インターネット接続のためのネットワーク環境はお客様にてご用意ください。ご相談により各種情報提供はさせていただきます。

①「オンラインテクニカルサポート」　￥200,000円　（課金開始から１年間有効）

　GENの機能詳細に関する質問、業務要件に対する標準機能の利用方法、Boostによるカスタマイズの設計方法他各種相談に

　オンラインで対応します。　

②「マスタ整備支援」￥100,00円　(お客様の業務要件を標準機能で運用する場合の各種マスタ項目の設定支援）

以上、①②が必須の初期費用となります。

なお、生産管理機能を導入する場合は、追加のコンサルティングが必要となりますので、別途お見積もりとなります。

ほんとどのお客様が自社でBoost機能によるカスタマイズを実施されておりますが、ご要望に応じて、当社でフィールドクリエイターによる項目追加やレポートクリエイターによる帳票開発、リアルタイム数式設定、CSVフォーマットのカスタマイズ他、実作業をお請けする場合は作業ボリュームに応じて費用が発生します。

資料請求、オンラインデモなどのお問い合わせはこちらからお願いいたします。